事例・実績

TIG溶接フェライト系ワイヤーの溶接時のスパッターを最小化したい

コンバータフェライト系ワイヤー TIGフィラー円周溶接

ワーク回転、トーチ狙い角45°、傾斜でトーチ昇降式。TIGフィラ溶接速度アップをした設備。

システム概要
(1)システム概要、ワークのサイズ、材質
  • ワーク回転、トーチ狙い角45°傾斜でトーチ昇降式
    TIGフィラ溶接速度アップをした設備。
  • 自動運転をかけて回転テーブルが1周しストップすると、デジタル数値が点滅表示を行う。
  • アナログ電源であるが、溶接条件は、ワーク別にアナログボリュームで調整が可能。条件の呼び出しは、セレクトスイッチで行う。

実績―板厚t=1.5mm ステンレス パイプとカラーの溶接L=400mm
<施工範囲>¢127mm 専用

(2)概要図

(3)要求仕様を満たすための創意工夫
  1. TIGフィラは特に送給性に敏感で溶接中にワイヤーがからまったり溶接ビードが安定しなかった。
    →ライナー交換とアウトレットガイドを追加して、ワイヤーの送給性を良くした。結果、溶接ビードが安定し、解決した。
  2.  溶接速度を速めると、ビードが安定しなかった。溶接速度を遅くすればビードは安定するが、サイクルタイムが長くなって工夫が必要となった。
    →ワークとフィラとの距離や角度の微調整出来るワイヤーガイドアタッチメントK1588A00(ダイヘン製)を追加し、ビードが安定し、解決した。
  3. タッチパネルを使用しないで、溶接条件(初期電流・本電流・クレータ電流)を調整したい。
    →ワークの種類ごとに、初期・本電流・クレータの電流調整をアナログで出来るように<機種毎にボリューム調整機構を設けた。機種変更はスイッチで行う。
お客様メリット
(1)品質のアップ

ワーク回転、狙い角45°傾斜をつけて、ワークとフィラとの距離や角度の微調整出来るようにしたことで、溶接ビードが安定し、穴あき、ビードよれがなくなり、品質がアップした。

システム詳細
(1)設備構成
  • 溶接機―ダイヘンDA-300P
  • トーチ TA-500HW-A-8M 水冷式
  • 電極―セリュウム入りタングステン3.2mm
  • TIGフィラ制御装置 HC-71D
  • TIGミスタッチセンサー SV-60
(2)電気システム
  • 三種類のワークに対応した溶接条件を、お客様がセレクトスイッチで設定。
  • 詳細条件については、アナログボリュームにて設定。
(3)付属設備
  • ベース
  • エリアセンサー 有り
  • 遮光カーテン  有り
  • 操作盤と制御盤は一体式
  • 一次側のブレーカーボックス 有り

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