事例・実績

スポット溶接サブアッシー圧入とスポット溶接を1台の設備でやりたい

チャンバーの新型対応に伴う機構の盛り込みと、工程集約による機械のコンパクト化

楕円形のシェルにサブアッシー圧入&スポット溶接。機械のコンパクト化(1400×1000×2500mm)

システム概要
(1)システム概要、ワークのサイズ、材質

従来は円形状のチャンバーだったが、楕円形状になったため、圧入時の突合せ部の初期挿入が困難になった。
そのため、別工程にて圧入とスポット溶接を行っていたが、1台で出来るように装置を製作した。
ただし、品質を担保する為、楕円仮成型のみは前工程とした。

<ワーク情報>
シェル材t0.4 302×137の楕円(丸の状態でφ250)
上記とパイプt0.5 63φ対向スポット2点
楕円形状を前工程化、分離し1台で圧入、スポット溶接まで実施。

(2)全体図

(3)要求仕様を満たすための創意工夫

圧入の際、座屈防止の目的で、事前仮成型治具を作成し、且つ、圧入時整形クランプを追加した。

  1. エンドプレートとOUTERの圧入挿入エラー時に、マシン停止する機構を盛り込みたい。
    →楕円成型ユニットセット時乗り上げ防止ストッパー追加及びロッド長さ延長10mm
  2. φ63㎜パイプの2点スポットに対し、内部の二位置電極と取り出し時のクリアランスを確保したい。
    →市販シャンクを使用せず造り物ブロック形状とし、水冷を設けるようにした。
  3. 圧入時、OUTERクランプについて
    →アウターを形状クランプするとすべらないので、圧入時、同時降下するようにフローティング機構を盛り込む。
  4. OUTERセット時の方向性について突合せビード位置と刻印の位置を安定化させたい。丸形状では方向性の管理が難しい。
    →アウターを前工程で、丸形状から楕円形状に変更したので、成型時のクランプ時のズレ、バラツキが低減された。また同時に、セット方向確認を右手前の刻印のみとした。
    →仮楕円成型方法は、2本の丸棒を円筒内にて広げ、コーナー2ヶ所をR変形させる方法を採用した。
お客様メリット
(1)機械のコンパクト化を実現

圧入スポット機がD1400×W1000×H2500
仮成型機がD500×W500×H1400

(2)生産性の向上と省人化

従来円形のエンドプレートに丸パイプを挿入し仮止めスポット。次に円形OUTERを圧入(プレス3t)
していた。
しかし、新機種では2工程を1工程で行い、その分、生産性が飛躍的に向上した。

システム詳細
(1)設備構成
  • コンタクター ミヤチテクノス CY-210C-00-14+ SC-181B-00-01
  • トロイダルコイル ミヤチテクノス MB-400L-00
  • トランス ナストーアテクノロジー MUE100-486
  • ガンシリンダー オバラ OA-AND-60-25-L
  • 水冷パイプアダプタ オバラN-TA-20
  • 水冷パイプ オバラN-T-60
  • マメチップ SMK 6R-1225-1—1 ×4
  • クランパー SMK PK-194191
  • ポイントホルダー SMK PH-PT1/2-85
  • インサート電極 SMK IN-19-16
(2)電気システム
  • タッチパネルGP
(3)付属設備
  • ロービング重量計量機 A ANDA HV 15KGL
  • 安全柵なし
  • フレームベッド
  • エリアセンサー 有り
  • 遮光カーテン
  • 操作盤
  • 制御盤

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