Q&A
チップは数多くの種類が有りますがどのような違いがあるのですか?
Q. チップは数多くの種類が有りますがどのような違いがあるのですか?
A. それぞれ、価格相応の耐久性があります。
ダイヘン・コンタクトチップの性能一覧を例に紹介しながら説明します。
違いは大きく分類して、
- 材質の違い
- 長さの違い
- 質量の違い
の3つの違いが有ります。
<材質>
純銅 < クロム銅 < ジルコニウムクロム銅
と寿命が長くなります。
<長さ>
40mmと45mmの2種類が有ります。
ダイヘンの黒トーチは40mmで、ブルートーチは45mmを使用します。
ノズル先端から極端に飛び出ていたり、引込んでいたら合っていませんのでご注意ください。ロボット等は40mmが標準です。
<質量>
長寿命の物程、質量が重くなる傾向にあります。
高温になるとチップが柔らかくなり、摩耗が加速します。
これに対して熱容量をもたせることで高温になる迄の時間を稼ぎ、結果寿命を延ばすことができるからです。
<ダイヘンのチップ寿命比較>
短チップ ≒ Fチップ < Aチップ < Tチップ < MAGチップ << CWチップ
特にCWチップはチップ先端にタングステン合金を採用していますのでチップ先端の機械的強度・耐久性が大幅に違います。
その結果Aチップの約5倍の寿命となっています。
価格も比例しますが、それ以上に寿命が延びますので当然経済効果はあるはずです。
以下各製品の特徴です。
Fチップ 純銅(低価格)
Aチップ ジルコニウムクロム銅
Tチップ ジルコニウムクロム銅+質量UP
MAGチップ ジルコニウムクロム銅+さらに質量UP
CWチップ MAGチップの性能に加えて先端をタングステン合金
どれが一番いいか迷われているお客様はフローチャートをご覧いただければ便利かと思います。ご活用ください。
また、数量割引等もございます。
お問い合わせ頂ければ御見積りさせていただきます。